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EXAM GUIDE — 建設

建設分野 特定技能2号評価試験とは
— 形式・出題範囲・合格基準を1ページで

数字だけなら3行で終わる試験です。ただ、班長経験の数え方や申込の流れまで含めると、迷いどころは少なくありません。国土交通省の実施要領とJACの公式情報を読み込み、1ページにまとめました。

学科試験

40問

60分・CBT

実技試験

25問

40分・CBT

合格基準

75%

学科・実技とも

試験水準

1級

技能検定と同等

最終更新: 2026年8月11日|出典は各セクション末尾に記載

特定技能2号とは。1号と何が違うのか

在留資格「特定技能」は、人手不足が深刻な産業分野で即戦力となる外国人を受け入れるために2019年(平成31年)4月に創設された在留資格で、「1号」と「2号」の2段階があります。出入国在留管理庁の制度資料では、1号は「相当程度の知識又は経験を必要とする技能」、2号は「熟練した技能」を要する業務に従事する外国人向けと定義されています。対象となる特定産業分野は19分野に及び、建設分野は2号での受入れが可能な分野の一つです。

出入国在留管理庁「外国人労働者に関する制度概要」(令和8年7月1日更新)に基づく比較。
項目特定技能1号特定技能2号
技能水準相当程度の知識又は経験(試験等で確認。技能実習2号修了者は試験等免除)熟練した技能(試験等で確認)
在留期間指定される期間ごとの更新。通算で上限5年(相当の理由がある場合は6年)3年・2年・1年又は6か月ごとの更新。更新回数に制限なし
家族の帯同基本的に認めない要件を満たせば可能(配偶者・子)
受入れ機関・登録支援機関による支援支援の対象支援の対象外
受入れ見込数(上限)分野ごとに設定あり設定なし

「在留期間に上限がない」といっても、更新手続き自体がなくなるわけではありません。2号も3年・2年・1年又は6か月ごとに在留期間を更新しますが、1号と違って更新回数に制限がありません。1号の通算上限(5年。妊娠・出産・育児などやむを得ない事情で就労できなかった期間は除く)を気にせずに長期の雇用計画を立てられることが、受入れ企業にとっての実質的な違いです。

1号の「10項目の支援」は対象外になる

1号では、①事前の説明、②空港への送迎、③住居確保・生活に必要な契約のサポート、④生活オリエンテーション、⑤役所手続きへの同行、⑥日本語学習機会の提供、⑦相談・苦情への対応、⑧日本人との交流促進、⑨転職支援(会社都合の場合)、⑩定期面談(3か月に1回以上)という10項目の支援を、会社または登録支援機関から受けることになっています。2号はこの支援の対象外です(生活面のフォローを任意で続ける企業もあります)。2号への移行を機に、10項目のうち何を自社の労務管理として残すのかを設計し直しておくと、移行後の混乱を防げます。

一方で、受入れ機関として出入国在留管理庁長官へ行う各種届出(雇用契約の変更・終了の届出や、受入れ状況・活動状況の定期届出など)は支援とは別枠の義務で、不履行や虚偽の届出は罰則の対象と明記されています。ここは2号でも変わりません。

2号に受入れ見込数の上限はない

1号は分野ごとに受入れ見込数(上限)が設定されるのに対し、2号には設定がありません。全国の在留者数は1号が404,527人、2号が12,420人(いずれも令和8年3月末現在・速報値)で、うち建設分野の1号は約5.1万人。2号で在留する方はまだ少数です。同じ制度資料には、育成就労制度から特定技能1号、そして2号へと技能水準が段階的に上がっていく整理も示されており、2号は外国人建設技能者のキャリアの到達点として設計されています。特定技能は同一の業務区分内などで転職が可能な在留資格でもあるため、2号への道筋を会社として示すこと自体が、1号人材の定着施策になります。

出典: 出入国在留管理庁「外国人労働者に関する制度概要」(令和8年7月1日更新・PDF)・特定技能総合支援サイト「会社から受けられる支援」・出入国在留管理庁「特定技能在留外国人数」(令和8年3月末・PDF)

出題は3区分 — 自分の職種で受験する

試験は業務区分ごとに実施されます。従事している職種に対応する区分で受験します。

土木

型枠施工、コンクリート圧送、とび、鉄筋施工、海洋土木工 など

建築

建築大工、左官、屋根ふき、内装仕上げ、塗装、防水施工、タイル張り など

ライフライン・設備

配管、保温保冷、電気通信、電気工事 など

受験前に知っておきたい4つの特徴

POINT 01試験合格だけでは2号になれない

建設現場で複数の技能者を指導しながら工程を管理した実務経験(班長としての経験)が別途必要です。

POINT 02解説は公表されない

受験後に届くのは結果(スコアレポート)だけで、どの問題を間違えたかや解説は公表されません。本番後に復習ができない分、事前の演習量が結果を左右します。

POINT 03問われるのは「指導・管理」

1号試験(作業実施レベル)と違い、2号は安全管理・工程管理・部下への指示を問う班長レベルの内容です。

POINT 04要領別冊に日本語試験の記載なし

建設の別冊は2025年1月31日一部改正が最後で、2号の日本語能力水準の項目がありません(他分野は改正でJLPT N3以上が入りました)。2027年4月からは全分野でB1相当以上の確認に整理される予定です。

出題範囲・実務経験・申込を詳しく

試験範囲はどのテキストか。班長経験は何日必要か。申込はどこで行うのか。実務で迷いやすい3点を順に整理します。

出題範囲はどのテキストか

試験範囲はJACの試験情報ページで公開されています。学科試験は3区分共通の「職長テキスト」と「学科テキスト1〜4」(区分別なのは学科テキスト1のみで、2〜4は3区分共通)、実技試験は区分別の「実技テキスト5〜7」が範囲です。学科テキスト1〜4と実技テキスト5〜7は1号試験と同じ範囲なので、2号で新たに上乗せされるのは、班長・職長として現場をまとめるための知識です。

出題形式は学科・実技とも4択式。1問ごとの配点の内訳は公表を確認できませんでした(2026年8月時点)。
試験範囲のテキスト主な内容出題
職長テキスト(3区分共通・2号のみ)班長・職長として現場をまとめる知識。工程管理(順行法・逆算法)、工事原価・労務費、作業手順書、安全衛生の管理など学科
学科テキスト1〜4(学科テキスト1のみ区分別・1号と同範囲)①日本の現場で大切にしていること(チームワーク・施工体制・朝礼)②守らなければならない法令(労働安全衛生法・建設業法など)③工事の種類と業務 ④現場の用語・あいさつ・共同生活学科
実技テキスト5〜7(区分別・1号と同範囲)工具・機械・材料・計測器、各工種の施工の知識、安全(墜落・感電・酸欠・熱中症・保護具など)実技

区分によって内容が大きく変わるのは、区分別テキスト(学科テキスト1と実技テキスト5〜7)と、区分別に公開されている公式サンプル問題が示す出題の中心です。

  • 土木 — ダム・河川・道路・トンネル・橋梁・海洋土木などの工事の種類と、土工・推進・舗装・とび・鉄筋・型枠などの専門工事。実技では建設機械・工具の知識が中心です
  • 建築 — 38工種の概要と必要な資格、大工・左官・内装仕上げ・型枠・鉄筋など各工種の知識と施工手順が中心です
  • ライフライン・設備 — 電気・通信・給排水/衛生・空調/ダクト・消防の5業種を横断して出題されます。受験者が実務で担当するのは通常1〜2業種のため、担当外の業種の用語・工具まで学習範囲に含める必要があります

公式サンプル問題を見ると、学科は文章中心の知識問題(2026年公開の追加学科サンプルには写真を使う問題も含まれます)で、実技には写真を見て工具や部材の名称を答える問題が含まれます。問題文は平易な日本語ですが、専門用語(カタカナ語を含む)の名称を正確に覚えているかが問われます。

実務経験の要件は「班長としての就業日数」

建設分野の2号は、試験合格に加えて「建設現場において複数の建設技能者を指導しながら作業に従事し、工程を管理する者(班長)としての実務経験」が必要です。必要な期間は一律ではなく、職種ごとに国土交通省が定めており、班長または職長としての就業日数で0.5年〜3年の幅があります。

経験は「職長+班長」としての就業日数で数えます。建設キャリアアップシステム(CCUS)の能力評価基準がある職種では、能力評価基準レベル3相当の就業日数(職長+班長)が基準です。能力評価基準の設定がない職種は、一律で就業日数3年(勤務日数645日)以上です。

同じ職種でも、該当する能力評価基準によって必要日数が異なる場合があります。職種別の一覧は国土交通省の別紙(2025年1月31日改正版・PDF)で確認できます。
能力評価基準の例必要な就業日数(職長+班長)
建築大工(職種は大工など)0.5年(108日)以上
型枠・配管・電気工事・左官 など多くの基準1年(215日)以上
とび・解体2年(430日)以上
鉄筋・内装仕上・タイル張り3年(645日)以上
CCUSの能力評価基準がない職種3年(勤務日数645日)以上

確認書類も定められています。CCUSに職長・班長としての就業履歴が蓄積されている場合は、レベル3の能力評価(レベル判定結果通知書の写し。能力評価基準がある職種の場合)、または申告書(分野参考様式第6-3号)とCCUSの技能者情報表示画面の写しで確認します。CCUSに就業履歴が蓄積されていない場合は、申告書と経歴証明書での確認となり、経歴証明書は誓約欄まで正確な記入が求められます。2号を見据える人材については、CCUSに職長・班長としての就業履歴を日頃から蓄積しておくと、申請段階の書類準備が進めやすくなります。

なお、JACのQ&Aでは、技能試験の要件は「建設分野特定技能2号評価試験もしくは技能検定1級への合格」と案内されており、技能検定1級の合格でも満たせます。

申込はプロメトリックIDで

2025年12月開催分から、受験申込はプロメトリックのWebサイトで行い、全国のプロメトリックテストセンターで受験する方式になっています。申込から合格証の受け取りまでの流れは、受験者本人のアカウント(プロメトリックID)とスマートフォンアプリを前提に案内されています。

  1. ① プロメトリックIDの作成 — プロメトリックWebサイトでIDを作成します
  2. ② 試験の申込 — プロメトリックWebサイトで試験を申し込みます(開催日・会場などの詳細も同サイトで確認)
  3. ③ CBT受験 — 申し込んだ会場(全国のプロメトリックテストセンター)で受験します
  4. ④ 結果の確認 — 結果をスコアレポートで確認します(スコアレポートは合格証ではありません)
  5. ⑤ 合格証の発行申請 — 「JAC Members」アプリ(受験者本人のスマートフォンにインストール)で合格証の発行を申請します
  6. ⑥ 合格証のダウンロード — アプリに届いた合格証をダウンロードします

JACは試験の実施予定を確定次第サイトに掲載する運用です。2026年8月時点の試験実施情報では、実施日「令和7年(2025年)12月以降」・場所「全国のプロメトリック会場」・職種「土木/建築/ライフライン・設備」と案内されています。また、実施した試験の結果集計は、実施月ごとにJACのサイトで公表されています。

再受験には受験間隔の制限が設けられています。複数の受験者IDを使い回すなど不正な手段でこの制限を回避した場合、不正受験以降の試験結果の取り消しと、発覚から1年間の受験資格停止が定められています。不合格だった場合の再受験も見込んで、余裕のある準備期間を確保しておくのが現実的です。

出典: JAC「建設分野特定技能の評価試験情報と申込み」・JAC「試験申込みから合格証明書受領までの流れ」・国土交通省「建設分野の2号特定技能外国人に求める『班長としての実務経験』について」(令和7年1月31日一部改正・PDF)

公式サンプル問題を全問解いて見えたこと

JACは学習用として、公式サンプル問題を無償で公開しています。サンプルはJACの試験情報ページからPDFで入手でき、受験予定者にまず解いてもらい現在地を測る素材としても使えます。当社はサンプル問題と公式テキストを1問ずつ照合し、出題の作られ方を分析しました。問題そのものは転載できませんが、傾向として分かることをまとめます。

公開されている公式サンプル問題の実測(2026年8月時点)。公開される問題数や版は時期により変わることがあります。
公開サンプル規模と写真の使用ひとことで言う特徴
学科(3区分共通)34問+追加28問。追加分には写真問題も含まれます職長の視点と現場の文化まで幅広い
実技・土木(区分別)23問(7問版+16問版)。23問中4問に現場写真建機・設備の役割と安全の類型
実技・建築(区分別)23問(旧7問+新16問)。新版の約3割に写真材料・工具の判別と施工手順
実技・ライフライン設備(区分別)23問(7問版+16問版)。写真問題なし(公式テキストには機材写真が多数)機材名を1語で答える短答型

3区分に共通する「形式」の特徴

  • 問題文は短い — おおむね30〜50字で、「〜を何というか」「正しいものを選べ」「正しくないものを選べ」の3つの定型がほとんどを占めます。長い状況設定文は見られません
  • 「正しくないもの」を選ばせる問題が約3割 — 3つの正しい記述に1つの誤りを混ぜる形式です。知識を「正しい」と確認できるだけでは足りず、誤りを誤りと見抜ける精度が求められます
  • 選択肢は短く、長さが揃えられている — 名詞1語から30字程度までで、4つの選択肢の長さは均一化されています。「一番長い選択肢が正解」のような解答テクニックは通用しにくい設計です
  • 誤答は「同じカテゴリの別物」で作られる — 工具を問う問題なら、4つとも実在する同種の工具が並びます。うろ覚えの消去法が効きにくい設計です
  • 「実技」も画面上の4択 — 体を動かす作業試験ではなく、施工の知識や工具・部材の判別を択一で問う形式です。学科と実技の差は「何を問うか」であって、解答の仕方は同じです

文体にも特徴があります。公式サンプルには「及び」「遵守する」のような行政文書調の硬い言い回しがほとんど登場せず、現場の話し言葉に近い平易な文で書かれています。難しさの源泉は文章の読解ではなく、あくまで用語と手順の知識です。日本語に不安が残る受験者でも、専門知識の記憶が正確なら得点できる作りだと言えます。

学科サンプルは「現場の文化」まで問う

学科サンプル(3区分共通・34問+追加28問)は出題の幅が広く、施工体制における役割の判別(発注者・設計者・専門工事業者など)、作業に必要な資格が特別教育・技能講習・免許のどれに当たるかの判別、さらに「ご安全に」というあいさつの意味や「段取り8分、仕事2分」という慣用句の理解まで出題されています。職長テキストに対応する工程・原価の知識も実際に問われており、技能の知識だけでなく、日本の現場の文化と職長の視点を理解しているかを見る試験だと分かります。

実技サンプルは区分ごとに顔が違う

土木の23問では、推進工事の設備がそれぞれ何のためのものかというように、機材の「役割」を問う問題と、セットで覚える知識の中から場違いな1つを見抜かせる問題が目立ちます。安全分野は、熱中症対策や事故の型(墜落、激突されなど)の判別に加えて、近道行動・慣れによる手抜きといったヒューマンエラーの類型名まで問われます。建築は、建築材料の判別、レンチ類など紛らわしい工具の判別、継手作業の正誤判別が中心で、写真の被写体は型枠部材や足場の全景、測量機器といった実務直結のもの。ライフライン・設備は選択肢の約73%が10字以内と特に短く、クランプメーター、OTDR、呼水装置のような機材名を1語で選ばせる問題が最多で、マンホール・掘削穴に入る際の酸素濃度の確認など区分固有の安全テーマも扱われます。

合格ラインの読み方と当日の運用ルール

1問1点と仮定すると、学科は40問中30問、実技は25問中19問の正解が75%ラインです。学科と実技は別々に判定され、どちらか一方でも基準に届かなければ合格になりません。捨て分野を作らない学習配分が前提になります。また試験実施要領では、持ち物検査や通信機器の管理徹底などの不正防止策が定められ、不正が発覚した場合は試験の中止・退場・合格の取消し・受験禁止が定められています。受験料の返金もありません。CBTとはいえ運用は厳格なので、受験する本人への事前の案内は受入れ企業側でも押さえておいてください。

出典: JAC「建設分野特定技能の評価試験情報と申込み」(公式サンプル問題・テキストの公開元)・国土交通省「建設分野特定技能2号評価試験 試験実施要領」(令和5年11月・PDF)

CCUSと能力評価基準から見る、2号の位置

実務経験の基準に登場する建設キャリアアップシステム(CCUS)は、技能者一人ひとりの就業実績や資格を登録し、技能の公正な評価、工事の品質向上、現場作業の効率化につなげる業界共通の仕組みです。技能者はレベル1〜4の4段階に分けられ、システムに登録するとレベルを表すカードが発行されます。公式テキストの第1章によると、評価の対象は「経験(就業日数)」「知識・技能(保有資格)」「マネジメント能力(登録基幹技能者講習の受講や職長経験)」の3つです。

レベルは下から積み上げる設計です。新規登録者はレベル1から始まり、公式テキストではレベル2に「システム登録後645日(3年)以上の就業日数」が必要と説明されています。その先にあるのが、JACの受入マニュアルが「レベル3(職長レベルの建設技能者)」と説明する段階で、このレベル3相当の就業日数(職長・班長として働いた日数)が、実務経験の基準に使われています。能力評価の基準自体は、専門工事業の各団体が実施団体となって職種ごとに定められています。

JACの受入マニュアルには、特定技能1号を経由せずに直接2号の資格を取得することも可能という案内があります。どのルートでも、班長としての実務経験と試験合格という要件そのものは変わらないため、現場経験の記録が鍵になることは同じです。

CCUSは申請書類のためだけの仕組みではありません。建設分野では1号の受入れ手続きの段階から、受入企業・技能者のCCUS登録が標準の手順に組み込まれています。さらに公式テキストは第1章でCCUSそのものを解説しており、学科試験の出題範囲にも含まれます。2号を目指す人材にとっては、自分のキャリアがどう評価されるのかという制度の理解が、そのまま試験対策を兼ねる領域です。

出典: 国土交通省「建設分野の2号特定技能外国人に求める『班長としての実務経験』について」(令和7年1月31日一部改正・PDF)・JAC 外国人受入マニュアル「特定技能2号とは」

仕上げは本番と同じ4択形式で

  • 試験実施要領・公式サンプル問題に合わせた本番準拠の模擬試験(土木・建築・ライフライン設備の3区分)
  • 記憶定着アプリMonoxerで、現場の合間に毎日少しずつ学習
  • ベトナム語・ミャンマー語など母語対応の教材で、日本語が不安でも始められる

その場で体験

建設 特定技能2号 — 実際の模試から2問(実技は写真つき)

学科試験 / 1問目(全2問)

建設けんせつ工事こうじの施工せこう体制たいせいで、発注者はっちゅうしゃと直接ちょくせつ契約けいやくし、工事こうじ全体ぜんたいを取りまとめるとりまとめる会社かいしゃを何なんというか。

※模擬試験はMonoxer GOが独自に作成した学習コンテンツであり、試験実施機関が作成・公表している公式の過去問題ではありません。

模試を1問ずつ体験してみる →

試験の基本情報(詳細データ)

項目学科試験実技試験
試験時間60分40分
問題数40問25問
合格基準合計点の75%合計点の75%
受験形式CBT(会場のコンピュータ画面上で選択肢を選ぶ方式)
試験水準技能検定1級と同等(複数の技能者を指導しながら作業に従事し、工程を管理できる能力を問う)
試験言語日本語(2025年4月以降、問題に振り仮名あり。専門用語は他言語併記が認められる場合あり)
受験料1,000円(2025年4月〜・会場で現金払い)
実施機関建設技能人材機構(JAC)

出典: 国土交通省「建設分野特定技能2号評価試験 試験実施要領」(令和5年11月・PDF)・JAC 試験情報

合格後の手続きと、企業側の費用・奨励金

試験合格と実務経験の要件が揃ったら、在留資格を「特定技能2号」へ変更する手続きに進みます。在留資格変更許可申請の申請先は、住居地を管轄する地方出入国在留管理官署です。申請できるのは本人のほか、法定代理人や承認を受けた申請取次者で、窓口の受付は平日の午前9時〜12時・午後1時〜4時です。手数料は許可時に6,000円(収入印紙で納付。オンライン申請の場合は5,500円)、標準処理期間は1〜2か月とされています。1号の在留期間には通算の上限があるため、この審査期間も織り込んで、受験時期の設定と証明書類の準備を前倒しで進めておくと安全です。

受入負担金は2号では対象外に

移行に伴って、受入れ企業側の費用構造も変わります。建設分野では、受入企業が1号特定技能外国人1名につき毎月の受入負担金をJACに納める仕組みですが、JACの受入マニュアルでは「特定技能2号については、受入負担金の対象とはなりません」と明記されています。

合格すると企業に奨励金が出る制度もある

JACの「資格取得等奨励金制度」では、建設分野特定技能2号評価試験または建設関係の技能検定1級(単一等級を含む)に合格した外国人が2号へ移行すると、移行時点で就労している受入企業に奨励金(2026年8月時点の案内で5万円)が支給されます。申請は専用のWebフォームから行い、受入企業の登録と、所属するすべての特定技能1号外国人の受入負担金を支払っていることが条件です。

JACのQ&Aには「現場で班長経験を積めるように、指導・教育を行い実務経験を蓄積させてください」という企業向けの案内もあります。2号は本人の試験勉強だけで到達できる資格ではありません。現場での役割の付与と学習の支援を組み合わせた、会社ぐるみの育成の成果として位置づけられています。

出典: 出入国在留管理庁「在留資格変更許可申請」・JAC 外国人受入マニュアル「受入れにかかる費用」・JAC「資格取得等奨励金制度」

一次情報はここを見る

特定技能2号は制度の更新が続いている領域です。二次情報のまとめ記事だけで判断せず、次の一次情報を直接確認することをおすすめします。本ページの記載も、以下の資料に基づいています。

  • JAC「評価試験情報」 — 試験日程・申込方法・公式サンプル問題・試験範囲のテキストの公開元
  • JAC「外国人受入マニュアル」 — 受入れの流れ・費用(受入負担金)・特定技能2号の解説など、受入企業向け実務の総覧
  • JAC「よくある質問」 — 2号の要件、班長経験の数え方、試験の実施地といった個別論点への公式回答
  • 国土交通省「試験実施要領」 — 問題数・時間・合格基準・試験水準・不正防止策の原典
  • 国土交通省「班長としての実務経験について」 — 職種別の必要就業日数と確認書類の原典(改正されることがあるため最新版を確認)
  • 出入国在留管理庁「外国人労働者に関する制度概要」 — 1号・2号の制度比較、支援・届出の義務、最新の在留者数などの制度全体像

よくある質問

建設分野の特定技能2号評価試験に日本語試験は必要ですか?

建設分野の要領別冊(2025年1月31日一部改正)には、2号の日本語能力水準の記載がありません。技能試験(学科・実技)の合格と実務経験で申請できます。ただし飲食料品製造業・ビルクリーニング・外食業の2号は日本語能力試験N3以上が要件で、建設の別冊も2026年1月23日の閣議決定(分野別運用方針)より前の版のままです。なお2027年4月からは、2号の日本語能力を「日本語教育の参照枠」B1相当以上で確認する形に整理される予定です。

試験に合格すれば特定技能2号になれますか?

試験合格だけでは在留資格は取得できません。建設現場で複数の技能者を指導しながら工程を管理した実務経験(班長経験)が別途必要です。

試験問題に振り仮名(ルビ)は付いていますか?

2025年4月以降の建設分野特定技能2号評価試験では、試験問題に振り仮名が付されています。試験は日本語で実施されます(専門用語は他言語の併記が認められる場合があります)。

特定技能2号になると、1号と何が変わりますか?

在留期間の更新回数に制限がなくなり、要件を満たせば配偶者・子の帯同が可能になります。また、1号で義務となっている受入れ機関・登録支援機関による支援の対象外になります(出入国在留管理庁の制度資料に基づく)。

班長としての実務経験は、同じ会社での経験に限られますか?

限られません。JACのQ&Aでは「同一企業内での経験を求めている訳ではありません」と案内されており、企業内外を問わず、班長として経験を積める現場であれば実務経験日数として数えられます。

建設分野特定技能2号評価試験は海外でも受験できますか?

JACのQ&Aでは「海外では実施していません」と案内されています(2026年8月時点)。受験は国内の会場で行います。

試験に合格した後、在留資格の変更はどこで手続きしますか?

住居地を管轄する地方出入国在留管理官署への在留資格変更許可申請です。手数料は許可時に6,000円(オンライン申請は5,500円)、標準処理期間は1〜2か月とされています。

特定技能2号にも受入負担金はかかりますか?

かかりません。JACの外国人受入マニュアルでは「特定技能2号については、受入負担金の対象とはなりません」と明記されています(2026年8月時点)。受入負担金は1号特定技能外国人1名につき毎月納める仕組みです。

2号に移行した場合、受入れ企業向けの支援制度はありますか?

JACの資格取得等奨励金制度があります。対象資格に合格した外国人が特定技能2号へ移行した時点で就労している受入企業に、奨励金(2026年8月時点の案内で5万円)が支給されます。受入企業の登録と受入負担金の納付状況などの条件があります。

執筆: Monoxer GO 編集部。掲載する事実はすべて試験実施機関・所管省庁の現行の一次資料で確認しています。

更新履歴: 2026-08-11 制度解説・公式サンプル問題の実測分析・CCUS・合格後の手続きを加筆。追加公開された学科サンプル(写真問題を含む)を反映/2026-08-05 公開

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