特定技能2号の試験の申し込み方 — 会社が申し込む分野、本人が申し込む分野
外食業と飲食料品製造業は会社が、建設とビルクリーニングは本人が申し込みます。

先に答え
- 外食業・飲食料品製造業の2号評価試験は個人では申し込めず、会社がOTAFFの企業マイページを作成し、受験者を登録します(OTAFF)。
- 建設は本人がプロメトリックIDを作って申し込み(建設技能人材機構)、ビルクリーニングは本人が協会のマイページで申し込んで、実務経験の書類を郵送します(全国ビルメンテナンス協会)。
- 受験料は外食業14,000円・飲食料品製造業15,000円・ビルクリーニング16,500円(いずれも税込・2026年10月6日確認)。
申し込むのは会社? 本人?
最初に、申込みの入口が会社か本人かを確かめます。実施機関ごとに3通りです。
外食業・飲食料品製造業
OTAFF(外国人食品産業技能評価機構)
- 申し込む人
- 会社(企業マイページ)。個人では申し込めない。
- 方式・日程
- CBT。国内で随時
- 受験料(税込)
- 外食業 14,000円/飲食料品製造業 15,000円
- 再受験
- 試験日の翌日から45日間あける
建設
建設技能人材機構(JAC)
- 申し込む人
- 本人(プロメトリックID)
- 方式・日程
- CBT。全国のプロメトリック会場
- 再受験
- 受験間隔の制限がある
ビルクリーニング
全国ビルメンテナンス協会
- 申し込む人
- 本人(協会のマイページ)+会社の書類を郵送
- 方式・日程
- 決まった日に東京・大阪で。おおむね3か月おき
- 受験料(税込)
- 16,500円
- 再受験
- 次の回に申し込む。書類の一部を省略できる
ほかの7分野の日程は、特定技能総合支援サイトの「試験情報」に載っています。2号に必要な実務経験は「特定技能2号の要件は3つの層で確かめる」で確かめてください。
外食業・飲食料品製造業は、企業マイページから

OTAFFは、実務経験証明書を会社から出してもらう必要があるため、2号の申込みは企業マイページからの受験者登録に限るとしています。本人に「申し込んでおいて」と任せても申込みは進みません。
1 会社
企業マイページを作成する
区分によっては登録料5,500円(1回限り)
2 会社
受験する従業員を登録する
実務経験証明書を発行する。区分によっては1人1,100円(年22,000円が上限)
3 本人(会社の代行も可)
日時・会場を選んで予約し、受験料を払う
クレジットカードかPayPay。日程の変更は試験日の3営業日前の23:59まで(土日祝の試験は4営業日前)
4 本人
会場のパソコンで受験する
外食業の案内では、予約時の確認票・パスポート原本・在留カード原本が必要
「試験結果通知書」をマイページからダウンロードする
受験日から5営業日以内が目安。合格の通知書が、そのまま合格証になる
不合格のときは、試験日の翌日から数えて45日間あけないと受け直せません。46日目からです。在留期限が近い人は、1回落ちても間に合う日に最初の予約を入れてください。
外食業の2号には、日本語能力試験(JLPT)N3以上も必要です。JLPTは年2回なので、技能の試験より先に日程を押さえます(外食業の試験解説)。
建設とビルクリーニングは本人のアカウントで

建設(JAC)
- 1プロメトリックのWebサイトでプロメトリックIDを作る
- 2同じサイトで日時・会場を選んで申し込む
- 3プロメトリックテストセンターで受験する
- 4スコアレポートで結果を見る(合格証ではない)
- 5本人のスマートフォンの「JAC Members」アプリで合格証を申請し、ダウンロードする
ビルクリーニング(全国ビルメンテナンス協会)
- 1協会のマイページでアカウントを作り、「Manaable」から申し込む
- 2受験手数料を納める
- 3実務経験の書類を簡易書留か宅配便で郵送する(メール不可)
- 4メールで届く受験票を印刷して受験する
- 5約1か月後をめどに合格発表
建設(JAC)
流れはすべて本人のアカウントとスマートフォンが前提です。合格証はアプリに届き、本人がダウンロードします。会社でも控えをもらっておくと安心です。
再受験には受験間隔の制限があります。複数の受験者IDを使い回して制限を逃れると、それ以降の結果は取り消され、発覚から1年間は受験できません。IDは1人1つにしてください。試験の中身と班長経験の数え方は建設の試験解説にあります。
ビルクリーニング(全国ビルメンテナンス協会)
申込みは本人でも、実務経験を証明する書類の大半は会社がつくります。第9回の受付期間は約1週間で、書類の送付期限がその直後に来ました。受付が始まってから書類を集めると間に合いません。
- メールアドレスは受験者1名につき1つ必要です。複数の人が受験するなら、人数分を先に用意します。
- 受験資格を満たしていないと受験できず、事務手数料3,300円を差し引いた額が返されます。
- 当日の持ち物は、印刷した受験票、在留カードかパスポートの原本、黒の鉛筆かシャープペンシル、消しゴム、簡易電卓。スマートフォンは電卓に使えません。
- 合格したあと、「技能試験に係る合格証明書」は別に申請します(発行手数料11,000円)。
協会のサイトでは、次の回は第11回が2026年12月18日、第12回が2027年3月26日(どちらも予定)です。再受験では書類の一部を省けます。科目と記述式の対策はビルクリーニングの試験解説にまとめています。
試験の準備はいつ始める?
2号そのものの説明は「特定技能2号とは」にあります。試験は日本語で出題されます。Monoxer GOの合格プログラムでは、試験に出る専門用語を記憶定着アプリMonoxerで毎日少しずつ憶え、本番の形式に合わせた模試で仕上がりを確かめます。学習期間は最短3か月〜(現在の日本語力によります)。進め方は「特定技能2号に『会社として』合格させる方法」にあります。
出典
- [1]OTAFF 外食業分野 特定技能2号評価試験(受験料・企業マイページ・CBT・再受験45日・試験案内2026年4月版を含む・2026年10月6日確認)
- [2]OTAFF 飲食料品製造業分野 特定技能2号評価試験(受験料・企業の受験者登録・CBT・再受験45日・本人確認書類・2026年10月6日確認)
- [3]OTAFF 企業申込みの流れ(登録料・利用料・予約の代行・日程変更の期限・確認票・試験結果通知書・2026年10月6日確認)
- [4]建設技能人材機構(JAC)「建設分野特定技能の評価試験情報と申込み」(会場・申込み・受験間隔制限・2026年10月6日確認)
- [5]建設技能人材機構(JAC)「試験申込みから合格証明書受領までの流れ」(2026年10月6日確認)
- [6]全国ビルメンテナンス協会「在留資格『特定技能2号』」(申込方法・受験手数料・試験日程・合格証明書・第9回受験案内を含む・2026年10月6日確認)
- [7]出入国在留管理庁 特定技能総合支援サイト「特定技能に関する試験情報」(分野ごとの試験日程・2026年10月6日確認)
よくある質問
Q.外食業の2号の試験は、本人だけで申し込めますか?
申し込めません。外食業と飲食料品製造業の2号評価試験は、会社がOTAFFの企業マイページを作成し、そこから受験者を登録する必要があります。日時の予約と受験料の支払いは本人がしますが、会社の担当者が代わりに行うこともできます(出典:[1]・[2]・[3])。
Q.2号の試験に落ちたら、いつ受け直せますか?
外食業と飲食料品製造業は、試験日の翌日から数えて45日間あけ、46日目から受験できます。建設は受験間隔の制限があり、ビルクリーニングは決まった試験日に行うので次の回に申し込みます(出典:[1]・[2]・[4]・[6])。
Q.合格証はどうやってもらいますか?
外食業と飲食料品製造業は、マイページからダウンロードする合格の「試験結果通知書」がそのまま合格証です。建設は本人のスマートフォンの「JAC Members」アプリで発行を申請します。ビルクリーニングは「技能試験に係る合格証明書」を別に申請し、発行手数料は11,000円です(出典:[1]・[5]・[6])。
Q.試験の日程はどこで確かめられますか?
外食業と飲食料品製造業はプロメトリック社のサイト、建設はプロメトリックのWebサイト、ビルクリーニングは全国ビルメンテナンス協会のサイトです。11分野の日程は、出入国在留管理庁の特定技能総合支援サイトの「試験情報」にもまとまっています(出典:[1]・[2]・[4]・[6]・[7])。
改訂履歴(2件)
- 2026年10月6日 — 公開。OTAFF(外食業・飲食料品製造業・企業申込みの流れ)・建設技能人材機構・全国ビルメンテナンス協会・特定技能総合支援サイトの各ページを確認して書いた
- 2026年10月7日 — Nikamiさんの校正を反映(14か所)
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